化粧品成分・原料講座

化粧品成分・原料講座
  • 研究員 カナサキ
  • 主な業務: 品質管理
  • 品質管理を中心とした薬事関連の業務を行っています。 自社製品に使用されている化粧品成分・原料について皆さんに分かり易い解説を目指します。

化粧品成分・原料講座

化粧品成分・原料講座TOP > お肌が喜ぶ?!注目成分

お肌が喜ぶ?!注目成分

 〜話題の成分を中心にご紹介します。

スクワラン セラミド BCAA ヒトオリゴペプチド-1(EGF) フラーレン

スクワラン
スクワランの原料はスクワレンであり、スクワレンは深海鮫の肝油から取れる成分です。 スクワレンはそのままの状態だと非常に不安定なので、水素を添加することによって安定化し、酸化・変質しにくくなったのがスクワランになります。 スクワランは安定性が高い(沸騰及び引火しにくくかつ固まりにくい)ため、化粧品の原料として非常に適しています。 スクワランは無色透明の天然系保湿剤なので添加物や化学物質などが入っていません。 そして人間の体内でつくられる物質と同質であり、粒子が小さいのでなじみがよい使用感であるといわれています。
セラミド
セラミドは、肌の角質層にある細胞間脂質という脂質中に存在しており、水分の保持と肌の保護のためにバリア機能として働きます。 もしセラミドが不足してしまうとお肌は潤いを失います。 一般的にセラミドは加齢やストレス、環境の変化などの要因で減少してしまうと言われています。乾燥肌を調べるとセラミドが著しく減少していることが確認されています。 さらには皮膚のバリア機能も低下してしまうので、様々な肌トラブルの原因になるとも言われています。
BCAA
必須アミノ酸の中でもバリン、ロイシン、イソロイシンはBCAA:Branched Chain Amino Acid(分岐鎖アミノ酸)といい、筋タンパク質に多く含まれており、筋肉にとって非常に重要なアミノ酸であると注目されています。 アミノ酸は化粧品では主に保湿成分として配合されており、肌に潤いを与えます。
ヒトオリゴペプチド-1(EGF)
ヒトオリゴペプチド-1は、EGF(Epidermal Growth Factor)とも呼ばれ、アメリカの生物学者スタンレー・コーエン氏が発見したアミノ酸が53個結合したタンパク質の一種です。 化粧品には整肌成分や保湿成分として配合されています。
フラーレン
フラーレンは炭素の同素体の一つで正五角形と正六角形が組み合わさったサッカーボール状の構造を持っています。 物理的に極めて安定で活性酸素を取り除く作用があるので、化粧品の品質を安定して保つために製品の抗酸化成分として配合しています。

ラミナーゼ ラメラ構造

ラミナーゼ ラメラ構造 基礎化粧品

ラミナーゼ ラメラ構造 基礎化粧品

ラミナーゼ ラメラ構造 基礎化粧品

ラミナーゼ ラメラ構造 基礎化粧品

商品カテゴリ